ベランダ蘭栽培48

栽培環境(Paphiopedilum)

栽培環境

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 Paphiopedilumの場合、少し特殊な栽培をしています。

 

 Paphiopedilumに限って、私は通年室内で栽培しています。

 以前、屋外で栽培していた頃は、強光が当たらないように、他の蘭より下の段に置いて栽培していました。その結果、他の蘭の水遣りの際、下段のパフィオにも水が掛かってしまったり、逆に水遣りがいき届かなかったり、また観察も超いい加減になって病気の発見が遅れ、株をボロボロにしてしまっていました。

 

 そのような栽培環境では、結果が出ないので、何一つ面白くありませんでした。

それならばと、いっそ思い切って室内栽培に切り替えました。

 

 私は、室内で植物育成灯を照射して栽培しています。

パフィオは意外と光が好きです。

ただし、強光ではなく、弱い光が長時間当たっているような環境がベストな様子。

この育成灯の下はおよそ2000〜3000ルクス。

パフィオにとって丁度良い光の程度なのか、このように育成灯を照射すると、葉がタッテきます(特に斑入り葉)。

 *ただし、デレナティのようにタチにくい葉もあるので、全てが該当するわけではないようです

 

 室内だと日照以外に、通風もコントロールできないので、小型の扇風機を置いて弱い風を当てています。

これで屋外で栽培していた頃より断然生育がよくなりました。

病気も出にくくなりましたし、毎日間近で観察しているので発見・対処も早いです。

 

 

 人工照明だけでなく、自然の日照ももちろん利用しますが、冬場は窓際はカトレア等が占めているので、パフィオはやむなく部屋の奥の方で我慢してもらっています。

 

 日光の照射する角度や時間等を把握して、丁度良いくらいの光の強さに調整したいのですが、置き場所が限られるのでなかなか十分な環境を作ってあげられていません。

1つ1つの配置を変えて、シグマト等の弱光が好きなものは奥の方へ、緑葉のものはいくらか明るいところへ移動してあげれば、全体の生育がさらに良くなるのかもしれません。

 

 春〜秋は室内の窓辺を占領していたカトレア等がベランダへ移動するので、パフィオが窓際を陣取ります。

 室内が暑くなり過ぎないように、人がいるときは終日窓を開ける、仕事等で出かけるときは窓は閉めなければなりませんが、キッチンとの間のドアは開け、かつ換気扇を回したりして空気の循環を心掛けています。

 

 いろいろ試行錯誤して、現在の環境が下の写真です(あらら、あんまり変わってないかも。、、、、ていうか、落ちそう)。

 

 

 © 2013 ベランダ蘭栽培48のホームページ

 私が使用しているものと同じ植物育成灯です。植物の光合成に重要な赤青光を主流にしたランプです。熱の発生もほとんど感じない程度なので、暑い日の使用も可能です。スタンドタイプなので設置も楽ですし、アームで高さや位置を気軽に調整できるところがgood job!です。スイッチのon/offもワンタッチで簡単、収納も折り畳めばさほど場所をとらないし、電球がランプシェードの中に半分収まっているので割れにくいです。消費電力25Wなので、電気代は1時間あたり0.5円くらい。1日だいたい5円くらい、1ヵ月で150円といったところでしょうか。

 デメリットは蛍光灯自体がちょっと小さいところ。欲張りな私は、もっとたくさん栽培したいので、もっと大きい方が嬉しいです。製造会社の人、外人サイズでの作成お願いします。

 実は私はスタンドタイプ以外にも、天井とか洗面所につけるような?普通の蛍光灯タイプの植物育成灯もいくつか持っています。そちらはサイズはもっと大きいですが、電球の種類が違うので、熱の発生がある、消費電力が4倍くらいデカイ(!)、設置がめんどくさい等の理由で現在は押し入れの中に眠っています。収納時も7〜8割むき出しの電球が割れないよう非常に気を使います。

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