ベランダ蘭栽培48 蘭に関する書籍 |
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こちらは私が所有する蘭に関する書籍の一部です。
1)洋ランの病害虫防除 私の最もドススメの1冊。 各属毎にかかりやすい病気の症状と特徴、薬剤の特性のこと等が細かく記載されているので、問題が発生した時、瞬時に調べて対応できる。 現在私が所有する書籍の中で、1番見てる本です。
2)絵でみる 洋ランの咲かせ方 須和田農園で勤務されていた小沢知良氏と、現在も現役で勤務されている小島研二氏という最強タッグが書かれた本。 私のブログでも1度登場しています。 カトレア、シンビ、デンドロ、パフィオ、ファレノの特徴や生育リズム、四季のそれぞれの手入れ方法、遭遇しやすい問題に対する対策等が記載されていています。 栽培本を1冊持つなら、他よりもはるかに実践的な、この本が良いと思われる。
3)別冊NHK趣味の園芸 ラン 初めて育てる ランのことを全体的に網羅した教科書のような存在。 蘭の育て方、殖やし方、ラベルの読み方・書き方、病害虫のこと、日本の蘭のこと等何でも一通り書いてあります。 HCでもみかける有名な属(カトレア・デンドロ・シンビ・オンシ・パフィオ・バンダ・ファレノ等)の説明や、品種の紹介は丁寧に記載してあります。 蘭展や蘭園等でないとみかけないような、ちょっとマニアックな属(レリア・セロジネ・デンドロキラム・マキシラリア等)も記載されています。 写真が豊富で、しかも綺麗なので、何回読み返しても面白いし、毎回新しい発見があります。 まず最初にランに関する本を入手するなら、これが良いと思います。 注意点は、見ていると色々収集したくなる点です。 私がまさにそうでした(笑)
4)蘭花譜 云わずと知れた、日本が誇る、世界屈指の蘭のお宝本。 京都府の大山崎で、加賀正太郎という男が贅の限りを尽くして蘭の楽園を作った。 それが大山崎山荘の伝説の始まりだったのだと思う。 加賀氏は、蘭の栽培者として新宿御苑から後藤兼吉氏を招き、栽培や交配を繰り返した。 さらに加賀氏は、所有する蘭の中でも、特に気に入ったもの数百点に関して、当時世界的に乏しかった印刷技術に、日本の伝統技法である浮世絵の技術を融合し、世界水準をはるかに超えるクオリティで版画としてまとめ、300部だけ発行した。それが蘭花譜である。 ただでさえ私が好きな昭和初期。 このエピソードから古き良き時代の浪漫が感じられ、加賀氏が見ていた景色に想いを馳せては胸が熱くなる。 加賀氏が名付けた、伝説の個体名'Oyamazaki'。 この本をみると、個体名'Oyamazaki'以外にも、伝説の花があることを知る機会になる。 そして同時に、それらの蘭のうち、いくつかは現存していることを知るのだ。 残念ながら現在の大山ア山荘は、観光地として整備され、蘭は栽培されていないそうだ。 いつか全国に散りばっている、その分け株達を集めてみたい。 大山ア山荘で加賀氏がみていたであろう光景の一部を、復活させてみたい。 加賀氏は喜んでくれるだろうか。 まさに浪漫。 この蘭花譜の緻密な絵画は、美術品としてパラパラと眺めるだけでも面白いです。 上の文章、間違っているところがあったらゴメンナサイ、、、
5)洋ラン(NHK趣味の園芸・新園芸相談) 故新井先生が書かれた本。新井先生は趣味家でありながら、日本の洋ラン栽培の草分け的存在で、その普及にも尽力された方らしいです。 カトレア等の主要な属(シンビ、デンドロ、カトレア、ファレノ、パフィオ、オンシ、バンダ)以外に、ミルトニア、セロジネ、ミニカト、ジゴペタ、エピデン、リカステについて、初心者が困りそうな問題を、Q&A形式で記載されているため、読みやすい。 ただし、内容はやや入門的なものが多く、私は蘭を始めた当初、時々読んでいました。 この属のチョイスは、ジョイフル本田等のHCでも入手しやすい蘭に焦点を当てて下さっているのかな、、、と予想します。 妙な縁で、ニアミス的な接点があり、手放せない本になってしまいました。
6)NHK 趣味の園芸 栽培12か月シリーズ 12か月毎の各蘭の栽培ポイントが記されているが、入門書のような内容なので、一度読んだらあまり読みかえすことはない本。 図書館で借りられるようなら、別に買わなくても良いかも。 しかし、故江尻光一氏のサインは私の宝物。 サインしてもらった時の感動は、今でもはっきり覚えています。 リュックに背負って、ドームに何冊も持って行ったら、複数の言葉を書いて頂きました。 3冊目くらいから、「うーん、なんて書こうかな、、、、」と困っていらっしゃったのですが、それでもニコニコと笑顔を絶やさず書いて下さいました。 私がミスして宗一さんの本を出しても、嫌な顔一つせず書いて下さいました。 もうあの笑顔を見れないと思うとさびしい限りです。
江尻さんらしいお言葉。お立ち台に上がったクリスタータもまさに「根気」でしたね
こちらも江尻さんらしいお言葉。書かれた字も力強さとしなやかさを兼ね備え、江尻さんらしい
・・・・・・・・・・・・・(どういう意味!?)
本当にネタに困ったんでしょうね・・・・・ 「ドームにて」 まぁ、その通りなんですけどね(笑)
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出ました、プレミア価格!! 私が以前Amazonで購入した時は1000〜1500円くらいだったのに随分値段が跳ね上がりました。定価3800円なので、どこかで新品をみかけたらそのまま購入した方がお得かも。
こちらは第1版。こないだまでは200円くらいだったのに、もう5倍くらいになってます、、、。絶版なので、こちらもプレミア化するのが時間の問題かも。 中古価格
こちらは改定第2版。私が所有するのはこちらです。私もAmazonで買いました。私は安い方の改定第1版で注文したのに、第2版が届いたのでラッキーでした。 絵で見る洋ランの咲かせ方―失敗しない育て方と手入れ (園芸ムックシリーズ) 中古価格
何故か中古価格が示されていませんが、リンク先のAmazonで中古でも売っています。もしまだ持っていない人がいたら、価格がお手頃の割に内容は濃く、さらに写真集として眺めてるだけでも綺麗なので、購入をおススメします。
こちらも、もしかしたらプレミア化する可能性もあるので、欲しい方や迷っている方は安いうちに購入した方がよいと思います。 割と見かける頻度が多い第一輯(しゅう)の他にも、補遺(ほい)の作品、加賀正太郎や大山ア山荘の説明、ひいては加賀正太郎と(私の好きな)夏目漱石の出会いのことなども記されていて、ワクワクします。
こちらは私も持っていないので、どういった代物かわからないのですが、結構古い本のようなのでそそられています。 ちょっと頑張れば手に入るのですが、上の本と同じ内容だったらショッキングなので、チキンな私は手が出せません。 中古価格
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以下はどれもこれも入門レベルなので、それなりの内容。それなりに面白いことは面白いが、図書館で借りれる人は、わざわざ所有しなくても良いのかなぁ、と思います。
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